JAS有機認定コシヒカリ、自然農法の棚田で育てた特別栽培米を産直 < 私たちの田圃

私たちの田圃

関川村の３分の１の面積が磐梯朝日国立公園に指定されています。

その国立公園区域内や隣接する区域にある私たちの田圃では、２０年前から自然農法、有機栽培に取り組み、新潟県有機農産物認証制度第１号に認定され、2001年にJAS有機栽培認定を取得し、コシヒカリを生産しています。

しかし、全域を自然農法で生産することは非常に難しいことです。
私たちは、長年減農薬に取り組んできました。そして、コシヒカリの生産だけでなく、現在では、ミルキークイーン栽培においても新潟県の特別栽培米の認定を受け、特別栽培米のコシヒカリ、特別栽培米のミルキークイーンを販売しています。

三栄農産の田圃栽培の流れ

秋の田圃まず収穫後、田圃の落ち口を止め冬期潅水（水をためる）準備をします。そして、秋の内に自家製のぼかし（米糠、くず米、落ち葉などを混合し、木箱の中で半年から１年間嫌気発酵させた物）を入れ、微生物の繁殖を促し、稲わらや有機物の分解を促進し、養分やミネラルを作ってもらいます。

春には塩水選、種籾温湯処理（60℃のお湯に約7分ほど漬ける）をし、播種は３月下旬から４月下旬頃行っています。育苗は、育苗機に入れた後、ハウスまたは苗代（露地栽培）へ運び、プール育苗を行っています。

代かき後の４月下旬～６月上旬にかけて田植を行います。その後、米糠を散布します。苗は中苗～成苗を使用しています。その後の水の管理は深水管理をし、稲を太く丈夫に育てます。

茎肥、穂肥には、有機100%の肥料を使用しています。

塩水選と苗

有機栽培は農薬を使用せず、栽培行程での工夫によって、雑草、病害虫対策を行っております。

防草対策
チェン除草・手押し除草機・手取り除草や田圃の均平・トロトロ層・田植え後の米糠散布・、深水処理を併用しています。

病害虫対策
珪酸資材の活用により稲を丈夫にし、その他、種籾の塩水選・温湯処理・生物の生態系の活用・稲の健全育成、そして、きめ細かな水管理と、適切な肥料管理を柱としています。

田植前にも、田植後にも、おたまじゃくしや水辺の生き物が共存し、共に生きて育っている、そんな田圃の環境を整えるようにしています。

三栄農産の田圃と、その周辺に共に生きている「水辺の生き物」をご紹介します。（虫など嫌いな方はごめんなさい。）
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